愛のはじまり
2014年 07月 09日
ハガキ クレヨンペンシル
みちでばったり会ったひとから
料理にかんするぼやき、をきく
ふむふむー
じゅうぶんあるとはいえない時間をさいて
得意でもない料理をする
その尊さにあたまをさげ
すこしばかりのさみしさとともに
それはやっぱり愛だよねー、と思う
文句を言ってはいかん、と少し強く言ってわかれた。
はじめて料理をしたこどものとき
なんもわからん、教えてくれるひともいない
ただ、お母さんの使っている料理本をみて
なんとかできそうな料理をさがしてつくった
へんな使命感もあったかもしれないが
父と妹にごはんをつくらなくてはとがんばった
あれも愛だった、と言ってもいい
そして、決しておいしくない料理を文句も言わずに食べてくれた家族たち
あれも愛だった だから 料理がすきになったんだな
料理は、愛だ と
繰り返しいわれるたびに
あなたは失格だ、といわれているように感じていた
でも、きっと たぶん もしかしたら (こらっ)
それはとっくにあったのですね
by limacchi
| 2014-07-09 21:32
| てくてく